
イサム・ノグチの傑作コーヒーテーブル"ノグチテーブル"の"本物"、"リプロダクト品"について少し触れておきます。
まず、「リプロダクト品」とは、"デザインに対する版権の期限が切れた製品をオリジナルに忠実に復刻した製品"のことです。「ジェネリック工業生産品」とも言います。
ノグチテーブルについては、本物は1つしかなく、それ以外の世に出回っている商品はすべて本物ではなく本物を忠実に復刻した「リプロダクト品」です。
版権(意匠権)の期限が切れ、いろいろなメーカーがリプロダクト品を作り始めているということです。
ノグチテーブルを購入するなら、本物は1つしかないわけなので、結局のところリプロダクト品を買うしかないのですが、それらのリプロダクト品の中でもよいものを選びたいものですよね。
ということで、購入を検討する際には、それらのリプロダクト品の違いを押さえ、より良いリプロダクト品をいかに購入できるかというところが肝になってくると思います。
では、"より良いリプロダクト品"とは、どういう商品を指すのでしょうか。
結論から言うと、人それぞれで、異なります。
本物嗜好の人は、本家のブランドでより本物に近い素材、デザインのものが"より良いリプロダクト品"ということになるでしょう。
本物に近いものを求めたいけど、高い値段を出してまではちょっとという人は、ある一定以上のメーカーのもので、素材、デザインがほぼ本物に近いものが"より良いリプロダクト品"になるでしょう。
本物にはほとんどこだわらず、何となくあのフォルムのテーブルが欲しいという人は、見た目の形ではさほどわからなくてとにかく安いものが、その人にとっての"より良いリプロダクト品"になるでしょう。
ぜひ、それらの部分に着目して、自分に合ったこの魅力的なノグチテーブルを購入して、ノグチテーブルでの生活の楽しさを是非共有しましょう!
最後に、販売されているノグチテーブル商品をいくつかピックアップしておきます。
● (1)現在の本家は、ドイツの家具メーカー ヴィトラ社製のノグチテーブル

2003年に販売権をハーマンミラー社から獲得しており、リプロダクト品の中でも正規品(正規のリプロダクト品)と言えます。
こちらの商品にはヴィトラ社のプレートがついていて、プレミア価値が高まっています。
さすがに本家のものはいいです。
値段には変えられない価値です。
色はウォールナット、メイプル、ブラックの3色。
価格は189,000〜227,850円。
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● (2)イームズで有名なハーマンミラー社製のノグチテーブル

「ノグチテーブル」は元々はハーマンミラー社のディレクター、ジョージ・ネルソンから依頼を受けて作ったもの。
元祖本家。
2003年までは販売権を持って正規品として販売していました。
こちらも商品にもプレートがついています。
さらに、イサム・ノグチのサインがガラス天板に掘り込まれています。
これもかっこいいです
色はブラックとウォールナット。
価格は205,000円。
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● (3)もうひとつハーマンミラー社製のノグチテーブル

こちらは、プレートやサインがついていないもの。
価格はその分若干安いです。
色はブラックとブラウンの2色。
価格は105,000円。
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● (4)最後に、ホワイトファニュチャ―社製のノグチテーブル

こちらは安いのが特徴。
ただ、「安い」と言っても安い工場で作っていたりと製造費を安く抑えて作っているだけで、品質はよかったりする。
必ずしも「安い=悪い」とはならないので注意。
オリジナルにそこまでこだわらないのであれば、こちらでもよいかもしれない。
色はアッシュ、ブラック、メープル、ウォールナットと豊富。
価格は58,000円
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是非、皆さんも、いろいろ吟味して購入してノグチテーブルの良さを味わってみてください。